IP電話とは何ですか?

IP電話とは、インターネットで利用されているパケット通信プロトコルのIP(Internet Protocol)を利用して提供される電話サービスまたはシステムの総称です。電話の音声をパケットと呼ばれる単位に変換した上で、LAN、WANといったIPネットワーク上で通話を行います。VoIP(Voice over IP)という言葉もよく使われています。IP電話と一言で言っても、様々な形態が存在し、お客様のご希望によって異なります。

以下のような運用形態に大別され、それぞれにメリットがあります。

  • 公衆回線をIP化する(公衆IP電話サービス(NTTひかり電話など))
  • PBXと音声端末をLANで接続する(SIP端末)
  • 本社、支店などをVPNなどで接続する(拠点間IP接続)
  • スマートフォンを内線化する(パケット通信による内線通話)

IP電話への「不正アクセス」とは何ですか?

インターネットを利用したIP電話交換機(SIP端末)の乗っ取りを狙った不正なアクセスが急増しています。これらの不正アクセスは自動的、且つ無差別的に発信されており、日々新しい発信元からのアクセスが検知されているのでそれに合わせた対策を講じる必要があります。 ハッカーはネット経由で交換機に侵入し、パスワードを盗みだした上で内線電話端末になりすまし、国際電話をかけるなどをする場合があります。最近では、これらが犯罪への悪用や侵入可能なサーバーをリストにして売買することも問題になっています。 身に覚えのない国際通話料金の請求が来た時には特に注意が必要です。

IP電話への「不正アクセス」への対策はありますか?

セキュリティ強化と運用管理体制が対策の基本となります。具体的には、わかりにくいパスワードを設定する、定期的にパスワードを変更する、必要ない場合は国際電話の利用を停止することが挙げられます。 しかし、対策を講じても新たな攻撃がされるインターネット社会において、専門的アドバイスや、ファイアヲールなどの先進的な設備更新はどうしても必要な分野と言えます。

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